OB、池、紛失球は、似ているようで処置が異なります。まず「OB・紛失球は原則として1罰打で元の位置から打ち直し」「ペナルティーエリアでは救済の選択肢がある」と覚えると整理しやすくなります。以下は2023年施行のゴルフ規則と2026年10月時点の公式案内に基づく要約です。
まず覚えたいルールの早見表
| 状況 | 基本的な対処 | 注意点 |
|---|---|---|
| OB(白杭など) | 原則1罰打、直前のストロークをした場所から打ち直す | ローカルルールE-5等が採用されている場合は別の選択肢あり |
| 紛失球 | 捜索開始から3分で見つからなければ紛失。原則1罰打で打ち直す | ペナルティーエリアに入ったことがわかっている場合等は例外 |
| レッドペナルティーエリア | そのまま打つ、または規則17に基づく1罰打の救済を選ぶ | 後方線上やラテラル救済の基準点を確認 |
| アンプレヤブル | 原則1罰打の選択肢から処置 | ペナルティーエリア内には適用しない |
| カート道など異常なコース状態 | 条件を満たせば無罰の救済 | 完全な救済のニヤレストポイントを確認 |
OB・紛失球と暫定球
ボールがOBになる可能性、またはペナルティーエリアの外で紛失する可能性があるときは、元の位置から「暫定球」をプレーできます。打つ前に「暫定球を打ちます」と明確に宣言することが重要です。暫定球を打っておけば、元の球を探して見つからなかった場合に戻る時間を減らせます。
ただし、暫定球が許されるかは状況によります。ペナルティーエリアに入ったことしか考えられない状況では通常は暫定球を使えません。元の球が見つかった場合の処置も規則に従ってください。
ローカルルールE-5の意味
OBやペナルティーエリア外の紛失球について、委員会がローカルルールE-5を採用している場合は、2罰打を加えて規定の救済エリアにドロップできる選択肢があります。「OBならどこからでも2打罰で打つ」という意味ではなく、推定位置やフェアウェイ端などから定められた救済エリアを決める手順があります。採用されていなければ、この選択肢は使えません。
ペナルティーエリアの色の違い
イエロー:打った位置からの打ち直し、または後方線上の救済などを選択できます。レッド:イエローの選択肢に加え、条件を満たすラテラル救済を選べます。いずれも規則による救済を選ぶときは通常1罰打です。エリア内からそのまま打てるなら罰なしでプレーする選択肢もあります。
3つのFAQ
池に落ちたら必ず1罰打?
いいえ。ペナルティーエリア内にある球をそのまま打てる場合、罰なしでプレーする選択肢があります。救済を受けるときは通常1罰打です。
見つからない球は何分探す?
球の捜索を始めてから原則3分です。OBや紛失の可能性があれば暫定球の準備が有効です。
打球を勝手に拾っていい?
球を拾い上げる前にマークが必要な場面があります。適用される規則と球の位置を確認しましょう。
一次情報:JGA「ゴルフ規則」/USGA「OB・紛失球・暫定球」。個別の判断は最新の規則全文・競技のローカルルールを確認してください。

コメント